【初心者歓迎】アイロンビーズの始め方。制作手順や費用、ビーズの種類や綺麗に仕上げるコツ
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オッス!civicです(‘ω’)ノ
みなさんアイロンビーズって知っていますか。
ビーズを並べてアイロンを使って表面を溶かして、ビーズ同士をくっつけて様々な形を作ることができる特殊なビーズです。
子供の影響で存在を知ったのですが、これがドット絵と非常に相性がいいためファミコンのドットキャラ作りにハマってしまいました。

こちらはファイナルファンタジーお馴染みの黒魔道士です。メチャクチャ可愛い。

こちらはわかりますかね。ファミスタの選手です。
今回は、初心者さん向けにアイロンビーを簡単にご紹介します。時間に追われている方は、「必要なもの」と「制作の手順」お読みいただければザっとわかるかと思います。
目次
アイロンビーズとは?
さきほども記載しましたが、ビーズを並べてアイロンをかけて固めることができる玩具です。ただ、ビーズといっても「アイロンビーズ」と呼ばれる専用のビーズになります。
玩具とはいえ奥が深いです。すでに玩具の域を超えている作品を作られている方もたくさんおられます。
ドット絵のようなものなので、大きな作品にして遠くから見るとより滑らかで繊細な作品を作れます。
また、平面の作品を組み合わせたり、いくつも重ねたりして立体的な作品を作ってらっしゃる方もおられます。
キーホルダーやアクセサリー、小物入れなどアイデア次第で色々なものが作れるのが魅力の一つです。
必要なもの(必須とあった方がベター)
必須なもの
- アイロンビーズ(これがないと始まりません)
- プレート(ビーズを並べるために専用のプレートがあります)
- アイロン(小さめのものが使いやすいです)
- アイロンペーパー(アイロンをかける際に使用します。クッキングシートで代用可能)
- ピンセット(ビーズが小さいので、細かいものがつかめる先が細いものがいいです)
無くてもできるけどあった方がベター
- マスキングテープ(100均にある普通の白いやつ使ってます。小さな作品であれば不要です)
- 平らな板(私は100均で購入した「木のまな板」を2枚使ってます。アイロン台も兼ねてます)
- 重し(辞書とか平で、程よく重たいもの。2Lのペットボトルでもいい感じです)
費用はどのくらいかかるの?
アイロンビーズ
有名どころだと「カワダ」というメーカーの「パーラービーズ」という商品でしょうか。色々な色がミックスしている11,000個入りの商品でAmazonで1,679円でした。(2023年7月26日現在)
1個あたり0.15円くらいですね。コスパ最高です。(送料はプライム会員で無料でした)
その他「NicoRate(ニコラテ)」や「HARRIS LAB(ハリスラボ)」「IKEA(イケア)」など色々なメーカーが出しています。

画像は「NicoRate(ニコラテ)」のアイロンビーズです。10袋(10色)セットでAmazonで1,980円でした。(2023年7月26日現在)

1袋が約1,000個入りとのことで10袋で約10,000個で1,980円なので、1個あたり0.2円くらいですかね。(ちなみに送料はプライム会員で無料でした)
アイロンビーズは、100均でも売ってます。私も「ダイソー」のアイロンビーズも使ったりします。
ただ、「ダイソー」さんだと品薄で欲しい色が売り切れていたり、そもそも置いている店舗が近くにあるかどうかなど、条件がそろわない場合もあります。

3色混じってるものが多いです。画像のものは左がグレーの3色セット、右がアイボリー、オレンジ、レッドの3色セットです。
容量ですが、1袋あたり何個入っているかパッケージのどこを見ても記載がないです。
そんな時は、、、、
(^^)/はい、数えました。


ベージュ、オレンジ、レッドの1袋の個数を調べてみました。
ベージュ:176個
オレンジ:182個
レッド:192個
合計:550個
1袋が税込み110円なので、こちらも1個あたり0.2円くらいですね。
■サイズは2サイズ。5.0mm(通常サイズ)と2.6mm(ミニサイズ)
サイズは5.0mmと、もっと小さい2.6mmのサイズがあります。
当然ですが、使用するプレートもそれぞれのサイズのプレートを使用します。突起のサイズが違うので、基本的にはそれぞれのサイズでしか使えません。
売り場で横にならんでいれば一目瞭然なんですが、ネット購入だとサイズ感がわからない場合があるので購入する際には気を付けましょう。
ちなみに私は5.0mmをメインで作っています。2.6mmだとビーズが小さすぎて、目も手先も大変でした。。

画像の左が5.0mm、右が2.6mmです。
ファミコンソフト、ビックリマンシールのサイズと比べるとこのくらいのサイズです。
■どれががいいの?
なんだかんだでどれがいいのか。
使用したことのあるビーズ「カワダ」「ニコラテ」「IKEA」「ダイソー」「キャン★ドゥ」です。
「IKEA」さんのPYSSLA/ピッスラは、個数がわからないですが税込999円とかなりコスパいいです。
ただ、「IKEA」や100均のビーズは、「カワダ」「ニコラテ」に比べて少し細く、高さに微妙なバラつきが多いように感じました。
細いと隣のビーズ同士をくっつける時間がよりかかってしまいますし、高さにバラつきがあると溶ける時間に差が出てくるので、結果としてアイロン掛けの難易度が上がります。
ただし、小さな作品を作る場合や、色々な色を試したい場合は「IKEA」や「ダイソー」でも全然OKかと思います。
- とりあえずどんなモノか試してみたい!
- 手軽に色々な色を作りたい
メーカーが違うビーズを1つの作品で混ぜて使うのはおススメしません。やはり高さにバラつきがあるとアイロン掛けが難しいです。特に大きな作品や形が複雑なものは、せっかく並べるところまではうまくいったのにアイロン掛けで失敗してしまうパターンがあります。(これ、ホントに悲しいです。。)
プレート
プレートに関してはダイソーさんのモノでも十分だと思います。
突起が30x30なので、もっと大きい作品を作りたい場合はプレート同士を繋げて作ることになります。


この際、同じメーカーのモノじゃないとうまく繋げられない場合があるので、ダイソーさんのを4つくらい大人買いしちゃいましょう。
ピンセット(プラスチック製)とアイロンペーパーも同封されています。
制作の手順
作業としては、大きく「並べる工程」と「アイロンがけの工程」に分かれます。
- ビーズを絵柄に並べる(専用のプレート)
- アイロンをかける(ビーズの縁が少し溶けてビーズ同士がくっつきます)
- 裏返してアイロンをかける(裏面もアイロンをかけた方が強度があがります)
以上です。
簡単なようですが、最初はアイロンがけに苦戦しました。
綺麗に仕上げるには色々とコツがあります。
1.ビーズを絵柄に並べる
突起のついた専用のプレートがありますので、こちらにビーズを置いていきます。

絵柄はなんでもいいのですが、webサイトで「アイロンビーズ 図案」などで検索しても色々とでてきます。
今回は「カメ」を作ってみました。
2.アイロンをかける
完成したビーズの上に、アイロンペーパーを置いてその上からアイロンをかけます。私は温度は「中」にしています。(アイロンペーパーは普通のクッキングシートでも代用できます)
コツは、アイロンはあまり温度が高いとビーズが溶けすぎてしまうので、「中」でゆっくりとアイロンすることをおススメします。

アイロンペーパーの上から薄っすらと溶けてきたのがわかるかと思いますので、全体にアイロンをかけたら平らな板を置いて重しを乗せて少し冷まします。
理由は、熱いのですぐに触ると火傷する危険があることと、完成した時のビーズの「反り(そり)」を防ぐためです。
これが少し手間なんですが、この「重し&クールダウン」をやるとやらないとでは出来上がりにかなり差が出ます。
小さな作品だと5分程度で、それほど重くないもので十分です。大きな作品で15分くらい冷ます時は、2Lのペットボトルとか使います。
余談ですが、私は忘れっぽくすぐ別の作業に夢中になってしまうので、ここではアイロンは一旦OFFにしてます。。

冷めてからシートをゆっくり剥がすとこんな感じです。
3.裏返してアイロンをかける
全体が冷めたらプレートから外して裏返し、こちらの面もアイロンシートを当てて、全体にアイロンをかけていきます。今度は下にプレートがないので、床や机にダメージがいかないように板を敷いています。

全体にアイロンがかかったら、再度重し&クールダウンさせます。
冷めたら作品の全体を見て、ビーズの溶けが甘いところがあればピンポイントにアイロンをかけていきます。
全体につっくいたら完成です!

仕上がり(どこまで溶かすか)
どこまで溶かすか?ですが、こちらはそれぞれ好みになります。
穴がなくなるくらいまで溶かすのが好きな方もいますが、私はあまり潰さずに穴が残っている感じが好きなので全体的につっくいたら完成にしています。
最初の頃はプレートまで曲がってしまうほど、溶かしちゃってました。。
あと、綺麗に仕上げるために、アイロン工程に入る前にマスキングテープを使って固定し、プレートから外してからアイロンするテクニックもあります。
長くなってしまうので、こちらは別で記事を書こうと思います。
最後にまとめ
とりあえずやってみるなら100均で「アイロンビーズ」と「プレート」を購入すれば200円程度で試せます!
子供もハマって作ってます。指先が器用になりそうだし、何を作るか想像力も鍛えられる気がします。ただ、アイロンがけに関しては大人が見ていないと危ないので注意が必要です。
私は、ナムコさんのファミコンシリーズ(namcot)を第一弾から順に作っています。こちらも別記事でご紹介したいと思います。
懐かしさがこみ上げてきます。


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